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老後において快適に支出を抑えるための意識改革


支出を抑えるための意識改革

支出を抑えるための意識改革については、各所でもふれてきています。今回はそれをもう少し掘り下げて考えていくことにしましょう。

私たち人間には、ある種の物欲が存在します。そしてこの物欲は、若ければそれだけ強いものです。さらに、資本主義社会においては、需要や市場を拡大するためのさまざまな取り組みがなされています。テレビやラジオ、インターネットにおいて、私たちは数多くのCMを目にしています。また、四半期毎に新製品が登場し、これまでになかった新しい機能を高らかにうたいます。

商品以外にも、私たちの生活をより豊かにそして便利にするためのさまざまなサービスモデルが登場しては、それがいかに私たちの生活改善に貢献するものかを、各種メディアを通じてアピールしています。

そしてそのすべては、私たちの物欲を強く刺激します。経済は需要と供給によって成り立ちますが、需要を広げることができれば、その分供給量を増やすことができることから、経済は潤うことになります。

しかしながら、それらの商品やサービスの中には、冷静に考えれば無くても生活に支障がないものも数多く存在します。そしてこれを見極める能力をつけるだけでも、実は、支出を大幅に抑制することができるものなのです。

サービスや商品に付加される新たな価値には、当然の事ながらお金がかかっています。そのお金は私たちが労働することにより得ています。つまり、無駄な価値にお金を払わないようになれば、その分、労働時間を短縮することさえ可能となるのです。

特に、年金生活者にとってこの意識改革は重要です。年金を受給する段階にこそ、これまでの資本主義社会に存在する数々の罠をかいぐぐる能力を身につける必要があるわけです。

支出を抑える意識改革の取得方法

さて、それではこの意識改革、どのようにすれば身につくようになるのでしょうか。

意識改革を行うには、3つのプロセスを踏む必要があります。

【第一プロセス】

まずは、物に囲まれた生活から離脱することです。とはいえ難しいことではありません。これまでに家に積み上げられた不要なもの、必要と思われる物の滅多に使わない物のすべてを、オークションやフリーマーケットなどですべて処分します。知人や友人に譲り渡しても良いでしょう。また、もらい手がない物は廃棄します。また、この際「そのうち使うから」という考えは禁止とします。とにかく徹底して物を減らすことに集中します。デスクやチェスト、棚などに置いてある小物の90%以上は、実は無くてもまったく生活に支障がないものばかりであることに気づかれることでしょう。

さらに、思い出の品も捨てるのに躊躇するものです。これらは写真に収めた上で廃棄します。思い出は、触れることができなくなって初めて輝くものなのです。

さて、この第一プロセスを徹底して行うと、生活空間はことのほか広くなるはずです。また、残された物はすべて生活を快適にするものであり、機能的な住空間を得ることになります。あたかもホテルの一室のような常に整頓された空間です。

この空間を手に入れると、実は多くの意識改革がなされ始めることになります。これまで頻繁に起き出しては財政を圧迫していた物欲が、徐々に薄れ、絶対的に不可避な物以外には、手を出さなくなるのです。そしてこの変化が起き始めた瞬間に、支出は大幅に低減されることになるのです。

【第二プロセス】

さて、これで快適な住空間を手にすることができました。意識も徐々に改善され支出は大幅に低減し始めています。多くの物がなくなった場合、その住空間の広さに驚かれることもあるかもしれません。もしマンションなどの借家暮らしであるなら、より安い部屋への移転も可能となるかもしれません。

また、折角得た快適な住空間は、とても心地よい物なので、その空間を守ろうとする意識が芽生えるはずです。つまり今後、無駄な物の購入をすることなく、あらたに物を部屋に持ち込む際にも、徹底したチェックをし始めることでしょう。

消費に対する正しい見極めができるようになると、これまでの物欲や購買意識が、いかに無駄なことであったかを認識できるようになるのです。

【第三プロセス】

第二プロセスまでにおいて変化した意識は、物のみならず食生活にも大きな影響を及ぼすはずです。これまで欲しいものを欲しいだけ買っては食していたとしても、以降は、必要な食材を必要なだけ買い入れ、それを質素にしかし健康的に摂取するライフサイクルを手にすることができるはずです。

ゴミなども最小限にすることから、コンビニ弁当やインスタントラーメンなどを避けるようになり、自然素材による低コストな食事を楽しめるようになることでしょう。

すると、これまでかけていたコストを大幅に削減しながらも、健康的な食生活を手にすることができるようになるはずです。

物欲から不可欠な物だけを購入することのできる認識力に加え、より安く健康的な食生活を送れるようになったなら、支出面においても「これまでなぜ毎月お金が足りなかったのか」と考えてしまうほど低減することでしょう。

実は、実際にこのような意識改革により、それまで抱えていた生活の収支問題を、一気に解決された方は少なくないのです。実際、年80万程度の年金しか受給されていない方が、週2日程度のアルバイトにより、年収換算で年60万程度の収入を得ている方が、合計約150万円で十分に生活し、貯蓄までされているのです。しかもそこには無理して支出を抑えるといった悲惨さはなんら感じることはありません。

お金は使わなければ減ることはありません。毎月請求される公共料金や家賃などは支払う必要がありますが、これについても極限まで抑えることが可能です。すると、これまで絶対に足りないと思われた額であっても、十分に豊かな生活を送ることが可能となるのです。

そして、支出を抑えることは、収入を上げるよりも容易に実現することができます。自己の意識さえ改善すればよいからです。

いかがでしょうか。老後に備え、今から意識改革をされてみてはいかがでしょうか。

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