老後においては継続できない現役世代の立ち位置とは

Sponsored Link

リタイア後に体験することになる周囲の微妙な変化とは

現役時代、大手企業の管理職として仕事をこなされてきた方の中には、定年後において人間不信に陥る方が少なくないと聞きます。

大手企業に生涯を捧げ、必死に上を目指された方は、多くの得意先や下請け企業の経営者など、幅広い人的ネットワークを築かれてきたはずです。また、社内においては、多くの部下にも慕われたことでしょう。

週末にホームパーティを主催すると、家に入りきれないほどの人が集まります。また、たまに仕事で外回りをすると、訪問先で歓迎を受けていたに違いありません。

そんな方であれば、第二の人生においても、この充実感を継続させたいと考えるかもしれません。

まずは家をリフォームし、多くの人々が集っては盛り上がることのできるパーティルームを作ります。また、これまでに築き上げた人的ネットワークを使い、老後は経営者としてビジネスを展開しようと考え、準備を開始するかもしれません。

そして定年を迎えます。まず、これまで自分を支持してくれた得意先や下請け企業をまわります。

ところがこの時点で気づくことになります。得意先や下請け企業経営者の態度が、微妙に変化していることにです。しかしその態度の変化が、どのような要因によって生じているのかについて、理解に苦しむはずです。多くの方は、その原因にたどり着くことができないからです。

また、週末にはいつものようにホームパーティを開催します。これからは、今まで以上に快適で豪華なパーティとして盛り上げることができるはずです。しかし、いつものように人が集まりません。また、最初は来ていてくれた部下たちも、会を重ねるごとに、ひとり、またひとりと減っていきます。ここでも再び悩むことでしょう。

「どうして、これまで通り集まらないんだ」と。

一変した景色の中での歩みとは

さて、この大きな変化、どこに原因があったのでしょうか。

実はこの原因、中小零細の経営者であれば、誰もがすぐにわかるはずです。このような事には、日々直面してきているからです。しかし、大手企業の管理職として仕事をされてきた方々は、これをなかなか理解することができません。

原因はとても簡単な部分にあります。これまで、自分を中心にして形成されていたコミュニティは、実は、自分が持っていたステータスやブランドに対して、頭を深く下げていたに過ぎなかったわけです。

大手企業の管理職、しかも部長クラス以上であったなら、その力は絶大だったはずです。部署にもよりますが、独断で動かすことのできる予算は、数十億にものぼっていたかもしれません。この絶大な力に対して、多くの人間が賞賛し、そして集まっていたに過ぎないのです。ですから、定年によってステータスやブランドを脱ぎ捨てた瞬間から、状況は一変してしまうことになります。

少々厳しい現実であり事実です。しかしこの事実に気づかぬまま、人間不信に陥る人は、意外にも少なくないのです。

ですからもし、同様の悩みを抱えていらっしゃるのであれば、まずはその事実を認識することからスタートする必要があります。そして第二の人生を、何もないまっさらな人間として始めることを決意することが重要となるのです。

これまで多大な人的ネットワークを作り上げてきた方々です。新たな人生においても、別のコミュニティを必ず作り上げることができるはずです。一から始めればよいのです。

そして、この事実の認識が出来たなら、以降、多くのことを学び、そして一歩一歩進むことができることでしょう。また、その一歩一歩にも、新たな生き甲斐を見いだすことに成功するはずです。文字通り、第二の人生が始まることになるわけです。

いかがでしょうか。これまでの立場は維持できない事実の認識、ご理解いただけたでしょうか。

第二の人生において、これまでとはまったく異なる景色をご覧になることでしょう。

ご自身が、たった一人から作り上げることのできる道の景色です。それは、いままで見たことのない輝きを、きっと与えてくれるに違いありません。

Sponsored Link


前ページ次ページ

Sponsored Link